商品カテゴリ


       
お知らせ

商品ラインナップ

お酒の楽しみ方

お酒にまつわる面白い話

アジアンレポート

会社案内
質問とお答え
お問い合せ
三慶かわら版
プライバシーポリシー
二川のアタフタ北京ガイド
タクシーで。
やっぱり必要「タクシー乗車術」

中国でタクシーに乗るなら、乗る場所と降りる場所をよく吟味するべき。
日本人の中高年層と一緒だと、ぼられ率はぐぐぐーーんと高くなるものの、じゃあ父や母に若作りしろ、というのはあまりにかわいそう、そしてとても理不尽。
ということで、別にチチハハを中国で連れ回してはいかーんと言うのではなく、そういう状況下でいかに適正価格でタクシーを利用しちゃうか、ということに神経を使ってみようよ、というお誘いなのでございます。

まず、他人の失敗例から。日本人・女性・2人。中国語も中国の物価もなーーんにも知らないでタクシーに乗り込む。ある意味すごい勇気。「50.00」というメーター表示で、何と500元をだましとられる!無念。
「50.00」は「50元0角0分」という意味で、もちろん500元ではなく、当時の500元はだいたい7千円くらい、日本料理屋のウエイトレスさんの月給が800元だから、そのぼられようはもう、驚きで反ってお見事、あっぱれ!という感じだ。

私事ながら、 高級デパートで買い物をして、その前でタクシーを拾ったときのお話。後部座席には疲れきった母と妹。日本語でぼそりぼそりと何か話している。ホテルの名前を告げると、走り出したのはいいものの、当然のように反対方向にアクセルを踏むおじちゃん。背中に何にも知らない小動物がへたっているのでしばらくは我慢していたものの、数キロ先でUターンしやがったときにプツンと切れて、それからホテルまで30分以上大喧嘩を繰り広げたのである!外国人をこんなに罵ったのは初めてだった。後ろのウサギちゃんと子リスちゃんはかなりびくびくしておられた。
こういう状況下ですること。
1  タクシー会社の名刺を取る(タクシーの中に置いてある)
2 運転手さんの名前をおもむろに読み上げる、もしくはメモる
  (助手席の目の前に名前のプレートが設置してあります)
3 自分は留学生である、と言う(うそでも可)

そうしてホテルに着くと、いきなりおじちゃんはしゅんとなって、「お嬢ちゃん、アンタは俺がわざと遠回りをしたって言うんだな?」と聞いてきた。無言でうなづく私。「そうか・・・」と10元札を私に返し、「じゃ、その名刺はもういらないな?」と交換を要求してきた。ムスッとしたまま応じたが、心の中では名刺の威力にけっこう感動していた。電話してやるぞ!とは言ったものの、ほとんど脅しのつもりだったので。
疲れたし、ほんとうに殺されるかと思ったけれど、そのおかげでいくつかの教訓を得た。
1 ホテルや高級デパートの前でタクシーを拾わない
2 行き先をホテルにしない(できれば近くの大学などが良い)
いずれにしても、物価を良く知って賢く利用したいものである。

Back

レポータープロフィール

HP担当の一人、二川(フタカワ)です。
留学時代、北京で周りからあきれられる行動を多々行い、そのときかけた迷惑と心配をザンゲすべくいろいろお話ししたいと思います。


 



 
  コピーライト